「Motor Magazine モーターマガジン2011年9月号」
ソフト99が展開する最上級のボディガラスコーティング、それが「Beautiful G'ZOX Hi-MOHSCOAT(ハイモスコート)」だ。MOHS=モースとは鉱物の硬度表示で、1の滑石から10のダイヤモンドの10段階まで分類される。ハイモスコートは、石英並みのモース硬度7という限りなくガラスに近い硬度の被膜形成するプライマー膜に、フッ素成分を含んだ超撥水トップコートを塗重ねた二層構造としているのがポイントだ。これによって、何よりも優れた光沢と艶を生み出しているだけなく、スリキズに対して強く、そして撥水&撥油性が高くてカーボンダストなどの汚染を寄せ付けにくいという特性を持つ。
そのようなハイモスコートをメインに手掛かているショップが埼玉県加須市にある"S-Fine"だ。「手軽に入れるクルマ屋さん」を目指して1年前にオープン。ハイモスコートに関しては、実務講習を受けて、全国でわずか200人にしか発行していない認定証も取得している。同店の柿沼代表者は、「ソフト99の高い知名度に加えて全国展開していることで、仮にお客さんが引っ越ししても次の施工ショップを紹介できる点が頼っもしかったんです」と語る。 S-Fineの凄いところは、ハイモースコートのカスタマーのうち半数を一般ユーザが占めている点だ。ハイモースコートは、そのボディコーティング効果は絶大だが、施工費用も高額となる。それゆえ、ディーラーなどからの依頼がメインとなりがちだが、ここでは口コミや飛び込みのお客さんによる「ボディーコーティング、よろしくお願いします!」というオーダーも多いという。
S-Fineでは、ハイモースコートに関してセルフローダー車による引き取り、もしくは持ち込みで、2泊3日の施工スケジュールを基本としている。
そんなに時間が掛かるの?と思うかもしれない。だが柿沼代表は「ハイモースコートの良さを引き出すには一にも二にも”念入りな下地作り”です。また新車ではない車両の場合、ボディ塗装面の個体差が大きいので、とくに気をつかいます。そのためにバフの種類も微妙に調整したりするので、どうしても時間が掛かります。でも。、こうした過程は写真に収めて納車は仕上げ状態が確認しやすいように昼間から行います。太陽光の下ではすべてが明らかになりますから。」と自信のほどを語る。
ハイモースコートは施工後のメンテナンスが楽である。基本的には水洗いだけで良く、専用クロスで拭き取ればハイモースコートならではの撥水効果を維持できるからだ。
S-Fineでは、施工から半年後にメールやDMによって「コンディションはいかがですか?」と問いかけ、施工後一年後にはコンディショのチェックを行う。またその間に、ガソリンの拭きこぼしなどによる不具合が生じても、しっかりと対応してくれる。
ボディコンディションを常に良好に保ちたいユーザーにとってハイモースコートとそれを確実に施工してくれるショップは、欠かせない存在といえる。
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